罠と旅の終わり~中編~

晴れている。
とてもいい天気だ。

こんな中、犬夜叉一行の空気は暗かった。

だが―――

(七)「みんな何を暗くなっとるんじゃ?おらは、わからん。」
(か)「七宝ちゃん・・・」
(七)「おらたちが負けるわけなかろうが!」

(珊)「!」
(弥)「七宝・・・」
(犬)「・・・そうだな・・・」
(か)「そうよ、大丈夫よっ。」
(七)「よぉし、じゃあ行くぞ!」

ボカッ!!

(七)「あだっ!」
(犬)「・・・おめえがしきるんじゃねぇよっ。」

七宝はにこっと笑う。

(七)「それでこそ、犬夜叉じゃっ。」

(犬)「よし、行くぞ!」

こうして出発したのだった。


(神)「で・・・あんたはどうするの?」
「・・・どういうことだ?」
(神)「これからあたしは、犬夜叉たちに城の場所を教えなきゃいけないんだ。」
「そうか・・・では、私が一番最初に犬夜叉を迎え撃とう。」
(神)「・・・本当にあんただけで殺せるのかい?」
「ああ・・・。私を甘く見るな。」
(神)「はいはい。」
「私は・・・犬夜叉を殺さねばならぬのだ・・・」
(神)「ふーん。また、繰り返すんじゃないか?」
「・・・まあな。だが・・・負けるわけにはいかない・・・」
(神)「わかったよ。じゃあ、あんたに任せるよ。」

(神)「一度犬夜叉と憎みあい、殺しあった桔梗さんよ・・・」

(桔)「ふっ・・・・・・、私は負けない・・・。あやつに私を殺せる事はできないのだから・・・」


犬夜叉たち一行は、森の中を走り回っていた。

(犬)「奈落のにおいがもっと奥に続いてる・・・。」
(か)「えぇっ?入って結構たつのに!?」
(七)「森を抜けてしまうんじゃないか!?」
(犬)「わかんねぇけどなっ。とばすぜ!」

犬夜叉は地面を踏み切った。

そして、着地すると、ものすごい風に襲われた。

(犬)「なっ・・・」
(七)「うわぁぁっ!」
(か)「きゃあっ!」
(犬)「この風はっ!」

(神)「久しぶりだねぇ、犬夜叉・・・」

(犬)「神楽っ!」
(神)「どうしたんだい?そんなにびっくりすることないだろう・・・」
(犬)「・・・何の用だっ・・・」
犬夜叉は鉄砕牙を構える。

(神)「あんたを攻撃しに来たわけじゃないよ。案内しにきたんだ。」
(犬)「においでわかるぜ?なのに、使いをだすのか?」
(神)「まあな。城の中には罠が沢山ある。だから、使いを出したみたいだけどな。」
(犬)「はぁっ?」
(か)「あたしたちが罠にかかったほうが都合がいいんじゃないかしら。」
(神)「まぁ、自分の手で始末したいんだろうな。」
(七)「なるほどな・・・」
(珊)「自分の手を汚さないやつだけど・・・」
(弥)「最後は自分で始末する・・・か。」
(犬)「けっ、奈落ごときに負けてたまるかっ。」

(神)「無事に奈落の城に着きたいなら、あたしについてきなっ。」
神楽は羽に乗って、ゆっくりと進んでいく。

(珊)「神楽を信用していいと思う?」
(弥)「まあ、奈落がいってるわけじゃありませんし、神楽は必ず奈落の命令を聞くわけじゃないですから、他のやつらよりはマシでしょうな。」
(珊)「どうする?犬夜叉。」
(犬)「・・・ついてこうぜ。これで嘘だったら、神楽を切ればいいことだ。」

=そんな簡単なもんかしら・・・?=
かごめは少しそう思った。


(神)「ついたよ。この部屋だ。」

下はたたみのとっても広い部屋。
10人以上がくつろいでも結構スペースがあくだろう。

(神)「じゃあ・・・」
(犬)「まってっ!どこに行くつもりだっ。」
(神)「あたしの仕事はこれで終わりなんだよ。」
(犬)「・・・お前は・・・おれたちと戦うのか?」
(神)「さあね。でも・・・戦う事になるかもね。」
(犬)「・・・・・・そうか。」
(神)「じゃあな。ココでは、ある女と戦ってもらうよ。そいつに勝てば、奈落に勝てるかもしんないよっ!」
そういい残して、神楽は風と共に消えた。

ヒュッ!!

犬夜叉の頭を何かがものすごい速さですぎた。

カンッ!

と、目の前には、矢が――――――

=まさか・・・=

犬夜叉は後ろを向いた。

(桔)「犬夜叉・・・、覚悟しろ。私がお前を始末する。」

こうして、犬夜叉は桔梗と争う事となるのだった。

(~管理人のコメント~)
あははっ、やばい;
あと後編しかないではないかっ;
終らないかも・・・
終らなかったら、1,2,3話・・・とかになりそうです。
ごめんなさい!^^;

+繭から+

ぁははぁvそぉだねぇ。
終わらない・・・?連載でも0kだよぉ^^
管理人は喜びますv
またよろしく頼みますv


+戻る+  +続き+


© Rakuten Group, Inc.